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新しい預託金償還対策-永久債化(00/05/01)

ましこロイヤルゴルフ倶楽部ましこコース(栃木県)では、会則で「永久債」と表現した新しい会員権への切り替えを進めています。これは約4年後に期限到来となる預託金償還への対策のようで、会員に対し現会員権の分割を要請、分割後は新会員権となります。この新会員権は預託金会員権ではありますが、その預託金は会社が清算する際に返還するというもので、ゴルフ場が経営を続けている限り預託金は返還されないという内容になっています。また、預託金金額の1〜2%を同ゴルフ場内で利用できる金券として毎年会員に配布することで、利息相当分が還元されるような配慮がなされています。各ゴルフ場から預託金償還に対する処策が提示されているものの決定的な対策が講じられていないなか、また新しい対策が出てきました。預託金を永久債として取扱うという対策が今後どのように浸透していくのか、注目されるところです。なお同ゴルフ場は4月1日より名義書換を再開しました。名義書換料は正会員30万円、平日会員は15万円となっており、前述の分割処理をしていない会員権については分割し、新会員権とすることが入会の条件となります。