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ゴルフ会員権 Q&A

ゴルフ会員権は相続できますか、その方法は?

ゴルフ会員権は相続することができます。

相続の方法
一般的には、ゴルフ場所定の用紙を提出し名義書替料を支払うことで、会員権の名義を被相続人から相続人へ変更することができます。相続の場合、名義書替料が一般の名義書替より割安に設定されていたり、また手続きも簡略化されていることが多いようです。入会条件についても、性別や年齢に関する条件をはじめ他ゴルフ場への会員在籍、他の会員に保証人となってもらうことなどの諸条件が免除されたりします。ただし、いずれもそのようなゴルフ場が多いということであって、相続の手続きはゴルフ場によって全て異なります。名義書替料が一般書替と変わらなかったり、入会条件や手続きも全く簡略化されないゴルフ場もあります。相続による入会はスムーズに手続きが完了する場合がほとんどですが、場合によっては入会が承認されず第三者へ売却せざるを得ないこともありますので注意が必要です。

必要な書類等
入会用の書類は、相続用に作られた入会用書類を使用する場合と、一般の名義書替用書類をそのまま使用する場合があります。入会用書類以外に、会員権を相続するために特に準備の必要がある書類はつぎのとおりです。なお、戸籍謄本や印鑑証明書は、可能な限り最新発行日のものをゴルフ場に提出するようにしてください。

戸籍(除籍)謄本 被相続人が亡くなったことや相続関係を明かにするためにゴルフ場へ提出します。戸籍の記載内容によっては改製原戸籍(現在の戸籍を作る前の戸籍のこと)を提出する必要があります。厳密には被相続人の誕生から死亡までの全ての戸籍を提出することが望ましいです。戸籍や改製原戸籍は所在の自治体でないと取得できませんが、郵送してもらうことも可能です。
相続同意書 当該ゴルフ会員権を相続する相続人(代表相続人という場合が多い)を明示するもので、全相続人が住所、氏名を記入し実印を捺印する書類です。ゴルフ場の規定紙を利用する場合と、私製紙でも良い場合があります。なお、相続時に一般的に作成される「相続分割同意書」のコピーを提出(原本は提示後返却してもらう)することでこの相続同意書に代えることもできますが、他の財産に関する記載があるためにこの方法はあまり利用されていないようです。ただし、ゴルフ場によっては「相続分割同意書」の提出を必須としている場合もあります。
印鑑証明書 上記の相続同意書に実印を捺印した、相続人全員の印鑑証明書を提出します。


ゴルフ会員権を相続し名義変更するためには、必要な書類や手続きについて相続人がゴルフ場に直接問い合わせなければなりません。手順は簡単なものではありませんが、ほとんどのゴルフ場が丁寧に説明してくれますので、確認を繰り返しながら手続きを進めてください。不明な点は、ゴルフ会員権業者に問い合わせてみるのも良いでしょう。なお、残された会員権を相続人が名義変更して利用するのではなく、第三者へ売却すること(別項参照)も可能です。

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