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ニュース

熊谷組がゴルフ場関連資産を一掃(00/10/16)

9月18日、ゼネコンの株式会社熊谷組が、住友銀行などに約4500億円の債権放棄を要請する内容を盛り込んだ経営計画を発表しました。それによると、国内資産、海外資産はもとより事業用不動産やゴルフ会員権等可能な限り資産処分を行ない、2100億円程度の資金を捻出する意向のようです。また、国内のゴルフ場関連の資産は一掃することとなり、グループ内のゴルフ場をはじめ開発計画中のゴルフ場等も含めて売却、さらにそれらを経営する関連子会社の精算を目指すことも明かになりました。関連している主なゴルフ場はフレンドシップCC千葉C(千葉)、江南バードレイクCC(埼玉)、下総・神崎G場(千葉)、ミルフィーユGC(千葉)、CCザ・ファースト(千葉)、夷隅川CC(千葉)等です。これにより、他のゼネコンが母体となったゴルフ場の会員権についても今後影響が出ることが考えられ、弱含みで展開している会員権市場に更なるマイナスイメージが生じてくることが懸念されます。