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蓼科芙蓉ＣＣの再生案は預託金75％カット (03/04/07)
蓼科芙蓉カントリー倶楽部（長野県）の再生計画案が認可決定を受けました。同倶楽部は自動車部品等メーカーの八木工業㈱を中心に、大成建設や旧富士銀行関連会社など芙蓉グループ関連の出資により設立、開発され、平成元年に開場しました。その後平成11年に預託金の償還期限が到来し、償還希望者の一部から預託金返還訴訟を起こされ倶楽部側が敗訴、預託金返還に伴う会員間の不公平を無くし預託金システムそのものを見直すために、昨年10月に民事再生法適用の申請に至っています。今回の再生計画案は、年間4000万円以上の営業利益、現預金、5000万円の資本金、約5億円の倶楽部経営会社株主からの融資等を弁済原資とし、債権（会員は預託金）のカット率は75％、認可決定確定後6ヶ月以内に一括弁済という内容が骨子です。引き続き会員として残る場合は、現在の会員権を預託金額に応じて1口から複数口（希望者）に分割することができ、分割したそれぞれに対して会員権として利用するか、退会の手続を採るか選択が可能となっています。今後は会員が中心となって倶楽部を運営していくとのことで、会員から選ばれた理事による理事会が運営を担うことになりました。まずは新しい倶楽部名が決められる予定です。
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