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スポーツ振興�鰍ﾌ会社更生手続が終結 (04/04/26)

大手ゴルフ場経営会社であるスポーツ振興株式会社の会社更生手続が終結しました。同社は平成14年2月4日に会社更生手続を申立て、平成15年11月30日に更生計画認可決定を受けています。その後、更生計画に基づいて会員の会員権の権利の変更を行うと共に、担保権者、一般債権者および本年1月末までに会員契約が終了した会員に対しての弁済を本年3月22日まで完了。更生計画による手続がほぼ終了したことを大阪地裁に報告し、4月20日をもって終結とする決定が下されました。なお計画に基づき、共通会員権であったスポーツ振興クラブとスポーツ振興グローバルクラブは消滅し、同会員は希望する同社の他のゴルフ場の会員になっています。関東圏での同社のゴルフ場は、大厚木ＣＣ（神奈川県）、房州ＣＣ（千葉県）、鴨川ＣＣ（千葉県）、水府ＧＣ（茨城県）、東那須ＣＣ（栃木県）です。本欄で何度もお伝えしていますが、また一つゴルフ場（経営会社）が復活しました。専ら預託金償還問題を原因としたゴルフ場の破綻は今も続いていますが、同時に再生するゴルフ場も増えてきています。破綻ゴルフ場の会員権に再び値がつきはじめたことも、最近、会員権相場が少しずつ上昇している理由の一つに挙げられます。

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