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湯ヶ嶋高原Cの再生計画案 (04/08/23)

湯ヶ嶋高原倶楽部(静岡県)の再生計画案が明らかになりました。同倶楽部は経営状況の悪化や預託金償還問題の発生により、本年3月24日に民事再生法の適用を申請しています。計画案によると、フランスの投資会社であるエルメス・キャピタル・パートナーズ・エス・エー・エス社(もしくはその関連会社)が再建スポンサーとなり、ゴルフ場施設を13億円で買収、旧会社は清算されます。債権については一般も預託金も同率で、99.7%カットとなります。継続を希望する会員については、未納金が無いこと、新スポンサーの定める年会費等を納付すること等を条件にプレー権は保証され、無額面の新証券が発行されます。また、10月1日からは会員権の譲渡が可能となるとともに、希望する会員には会員権の分割も認めるとのことです。同倶楽部は昭和61年に開場し、最終募集は正会員で7000万円という高額募集でした。平成5年からは名義書換えを開始しましたが会員権相場は600万円前後で、その後相場は下降を続け、破綻直前ではほとんど相場がついていない状況となっていました。高級リゾートとして開発された同倶楽部ですが、今回の再生法適用で多額の負債が整理された後、市場でどのように評価されるのでしょうか。


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