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東急不動産が鶴舞ＣＣを買収 (05/12/19)

鶴舞カントリー倶楽部（千葉県）の経営会社の全株式を東急不動産株式会社が取得し、株式会社東急リゾートサービスの長谷川勤氏が新たに代表取締役に就任しました。同倶楽部の会員数は約3000名ですが、現会員との契約は継続され従業員も全員引き継がれています。開場は昭和43年11月で、平成11年には650万円で正会員の補充募集を実施。平成14年には全会員に対して預託金据置期間を10年間延長する旨を通知し、預託金額500万円以上の会員権については分割手続きに応じるなど、預託金に関して一連の処理を行なってきましたが、これらは会員権相場の値下がり要因にもなったようです。高い時には3500万円を超える相場をつけていたものの、平成7年5月頃には約700万円、本年10月には195万円となっていましたが、今月に入ってから210万円まで回復しており、今回の東急不動産による買収が好影響として市場で評価されたものと考えられます。最近のゴルフ会員権相場は、経営不安のないゴルフ場については値上がり傾向となっていますが、鶴舞ＣＣの値上がりについても、東急グループに入ることで経営不安が薄らいだ、という判断が作用したものと言えるのではないでしょうか。

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