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美里ＧＣ、美里ロイヤルＧＣ経営会社が民事再生へ (15/12/14)

美里ゴルフ倶楽部（埼玉県）と美里ロイヤルゴルフ倶楽部（埼玉県）を経営する市川総業株式会社は、平成27年12月4日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請しました。負債総額は約92億5900万円の模様です。経営破綻に至った要因ですが、これまでの他の事例と同様に、ゴルフ人口の減少等による入場者数の低迷や他ゴルフ場との競合による客単価の低下などによる売上げ減少。そして、期日を迎えた預託金の償還に関する負担増などが考えられます。特に、美里ロイヤルＧＣは平成5年開場ということもあり、預託金額も相応の額となっていたのではないでしょうか。今後は、早期に会員のプレー権が守られる内容の再生計画案が作成され、会員の理解を得て可決、実行し、再建を果たしてほしいと思います。なお、市川総業の本社がある東京都練馬区大泉学園町には市川造園グループの他ゴルフ場を経営する会社が登記されていますが、別会社ということもあり、現在のところ会員権市場に大きな混乱はなく、相場の大幅下落等も起きていません。グループゴルフ場には、東京ＣＣ（神奈川県）、チェックメイトＣＣ（神奈川県）、児玉ＣＣ（埼玉県）、花咲ＣＣ（山梨県）等があります。

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